某大手都市銀行のカードローンを持っています。以前、郷里の友人のできちゃった婚のお祝いに駆けつけるため、お金を借りたことがあったんです。そのとき、ちょうど給料日前で、その前月に海外旅行をしてしまったので、そのときの引き落としがババーンと来てしまったあとで、生活費を除くと使えるお金がほとんどなかったんですよね。できちゃった婚の高校時代の同級生たちには、「なんで今か!」と突っ込みたい気分まんまんでした。

でも、カードローンですぐにお金を借りられたお陰で、往復の飛行機代、ご祝儀、ホテルの宿代、すべて賄うことができました。翌月はとくに大きな引き落としもなく、カードローンで借りたお金はすぐ完済することができました。無理のない借り入れなら、ホント便利ですよね、カードローンって。

そんなわけで、ただいま、二つ目の銀行カードローンの申し込みを検討中。今すぐ、どうしても必要というわけではないのですが、カードローンには借入限度額というものがあるでしょう?カードを二つ持っておけば、万が一、大口の借り入れするときなんかにも重宝するのかな、と思ったんです。二つの銀行でカードローンを持つことは可能ですか?審査には通ることができますか。教えてください。(参考ページはこちら→融資審査に通る為に必要な事

二つの銀行カードローンを所持するより増額融資希望する方がよい

無理な借り入れをして、返済に四苦八苦することはなく、相談者さんはカードローンを上手に活用されているとのこと。とても好感が持てます。

ところで、相談者さんは二つ目のカードローンの申し込みを検討中とのこと。たしかにひとつのカードローンの限度枠ではやや心許ない、というようなときが、この先訪れないとも限りませんよね。その点、異なる会社のカードローンを二枚持っておけば、ふいの出費にも対応できます。また、今月使い過ぎちゃった!なのに、お金が必要!なんてときにも、慌てずもう一枚のカードローンで対応することができますね。

ただ、そうした、さらに高額の融資を希望するとき、他社のカードローンをつくるより、カードローン会社には歓迎され、あなた自身のステイタスも高まるという方法があることはご存じですか?

それこそが、増額融資希望。自身が所持しているカードローンの限度枠を広げてもらうのです。限度枠を広げて、そこそこの利用があり、また返済もきちっとできているとなれば、あなたの社会的信用度はグッと増すでしょう。また、カードローンを扱う貸金業者や銀行にしたところで、同業他社に大事な顧客を奪われるより、自身の会社に留めてどんどん利用してもらった方がよっぽどありがたいわけです。

二枚目のカードローンを、と考えるとき、増額融資希望を出すということも、ぜひあなたの視野の中に入れておいてくださいね。

【参考ページ】
カードローンの有効な使い方について

二つの銀行カードローンを作れるかはタイミングによります

二つの銀行カードローンを作れるかを心配してる方が多いようです。金融機関、特に銀行系のカードローンやキャッシングサービスはお金を借りる以外でもサービスが充実しており、また、銀行系のカードローンは銀行の利用実績にも繋がるので人気が高くなっています。

そのため、2つや3つの銀行系のカードローンを実際に利用するしないに関わらず契約したいと考える方も少なくありません。そこで問題となるのが2つや3つのカードローンを申し込んだ際に何か不利なことがあるのかということです。

結論から言えば実際の利用がないのであればいくつ契約しても審査を受けても全く問題ありません。現在のカードローンやキャッシングサービスは利用がなければ各金融機関や消費者金融にはわかりません。もちろん同じ銀行で複数のカードローンを申しこめば審査でチェックが入りますが、違う銀行の場合は審査を受けた、契約したという情報は共有されません。(参考ページはこちら→何故融資の情報は共有されるのか?

複数のカードローンを申し込む際に気をつけたいポイントは2つです。1つは他の借入状況について確認しておくこと、もう1つは実際の利用の際に気をつけることです。

他の借り入れについては、消費者金融向けの法的制限である、所得の3分の1を超える現金を貸してはならないという制限に当てはまっていないことを確認します。法的制限は消費者金融向けの制限ですが、多くの金融機関で法律に準拠した内部制限をかけていることが多くなっているようです。法律に抵触していそうな場合は早めに返済等をすることが重要です。

2つ目の利用の際に気をつけることも法律に関係があります。複数のカードローンを契約でき、利用限度額が設定されていても、借入状況が法律に触れる場合は利用限度額が自動で減額されることが多くなっています。契約したからすべての限度額が利用できるということではないので注意が必要です。もし、利用ができなくなっても契約は継続し、返済が進めばまた利用ができるようになります。