先頃、10年連れ添った旦那と別れたばかりで、今、シングルマザーとしての再スタート地点に立ったところです。離婚の理由は、…私の浮気。元旦那は「浮気は許すから、今の男と手を切って、もう一度やりなおそう」と言ったけれど、私にはもう、元旦那と暮らすことは無理。もともと旦那がイヤでイヤでたまらず、浮気したというのが真相だから。イヤが先で浮気があと。だから戻れるはずもない。

高校受験と中学進級を控えた子どもたちには悪いなあ、と思っています。でも生活の安定した父親より、私を選んだのだから、ある程度の生活苦は我慢してもらわないと、…とも思う。もともとあった借金に加え、新生活をスタートさせるにあたり、さらにお金を借り入れなければならなかったんです。私のワガママで別れているから慰謝料なんかはもちろん、望めないし…。

今のパート収入で考えると、借金をすべてまとめると、年収の三分の一までとされる、総量規制の枠を超えてしまっている。元旦那と暮らしていたときは、旦那の収入も合わせて年収と見なしていたから、大丈夫だったけれど、今の状態ではほんの少額しかお金が借りれないということがよくよく分かりました…。でも、おまとめローンだったら、総量規制の枠外の金額の借り換えでも審査が通りやすい、なんて話もあるんですけれど…。本当ですか。

貸金業者ではない銀行のおまとめローンは総量規制の対象外に

育ち盛りのお子さんを二人連れて、シングルマザーとして再出発。ずいぶん思い切った選択ですね!「慰謝料はもらえないし」と書かれていたけど、ご主人に別れの意志がないし、相談者さんの方は、もともとご主人が嫌いだった、というようなことも書かれてはいるけど、離婚の理由というか、きっかっけはご自身の浮気だったのよね?慰謝料を払わなければならないようなケースもあるのだから、そうじゃなくてよかった…、というべきかしら。

お子さんたちは、経済力の安定した夫ではなく、私についてきたので、多少の生活苦は諦めてもらうしかない、というようなことも書かれていたわね。でも受験や進級を目の前にした子どもたちにとってベストな選択は、どちらか片方と一緒に来る、ということじゃなくて、家族四人で一緒に暮らすという選択だったかもしれないわよね、本当は。ま、大きなお世話なんですけども。ちょっとつっこみどころが満載過ぎて、要らぬことまで言ってしまったわ。

さて、複数の借り入れがあると手数料はかさむし、金利もバカにならないし、返済日時がバラバラだからややこしいし、おまとめローンは確かに賢い選択だわね。(参考ページはこちら→おまとめローンは満場一致でお得?

借金を全部トータルすると、年収の三分の一まで、という総量規制の枠を超えてしまっていた、とのことだけれど、銀行は貸金業者ではないので、総量規制の対象外。さらにおまとめローンにすれば、ある程度まとまった大きな金額になるし、金利が低く借りやすいという面もあるけれど、すべては「返済できるかどうか」にかかっています。今のままの生活で返済が難しいというようなら、もう一度、元旦那さんとの元サヤに戻ってみる…、そういう選択もありかもよ?

「3分1超えてもいいおまとめローンとおりやすい」と謳う広告は

消費者金融などの貸金業者は、お客様からローンの利用申請を受けた際、その方の年収の3分の1の額までしか融資できない決まりがあります。これは、「総量規制」といわれるもので、多重債務者が増えることを予防するために政府が採った方策です。

総量規制によって消費者金融からローンの利用が出来なくなった方は、総量規制の対象となっていない銀行や信用金庫などのカードローンを利用することが出来ます。ただし、ローンの利用に際しては、どの金融機関でも審査を行っています。個人の信用を担保にするカードローンは、ご利用者の年収や他社からの借入の返済状況などを勘案して、返済が困難であると思う方には融資をしません。

クレジットカードやローンの延滞や自己破産などの状況は、信用情報機関でチェックすることが出来ます。年収の3分の1以内の融資であろうと、3分の1を超える融資であろうと、返済の信用が確保できなければ、カードローンの利用をすることは出来ません。

ただし、インターネット上に溢れるキャッシング関連情報の中には、「3分1超えてもいいおまとめローンとおりやすい」などの広告を見かけることがあります。これらの広告を信じて利用するのは危険ですのでやめましょう。

おまとめローンとは、複数のローンを抱えている方がローンを一本化することを目的にした金融商品です。銀行などで主に取扱いをしており、利用者の毎月の利息負担を軽減するメリットがあるため、多くの方が利用するようになりました。

確かに、銀行は総量規制の対象外ですので、年収の3分の1を超えても融資対象としていますが、適切な審査をしていますので、とおりやすいと断言できるものではありません。信用情報機関の情報を悪用し、多重債務者などをターゲットにするヤミ金が存在します。余りにも安易に借りられると広告する貸金業者には注意しましょう。

カードローンは、利便性の高さから利用者を急速に増やしてきたローン商品です。利用者の急増を受けて金融機関の競争も激化しています。特徴的なサービスを打ち出す金融機関も少なくないので、ご自分にとってメリットのある金融機関のカードローンを賢く利用することをおススメします。

【参考ページ】
おまとめローンが安心して使える場所とは?