20代OLですが、困ったことがあるので、相談させてください。半年ほど前に、コーチのバッグがどうしても欲しくて、思わず衝動買いしてしまいました。当時は相当ストレスが溜まっていたのもあって、別にブランドのカバンそのものが欲しかったというより、モヤモヤした気持ちを発散したかったんだと思います。

その時に給料だけでは足りなかったので、カードローンを申し込んで一気に50万円ほど借りました。その当時与信は良かったのですが、その後、わたしの勤めていた会社が倒産することになり、一気に返済する手立てを失ってしまいました。今はハローワークに通いながら、職探しをしているのですが、早めに返済するために別のところから借りて返済仕切ってしまおうと思っているですが、いくつかまとめてカードローンを申し込んでみて、貸してくれそうなところから借りようと持っていますが、その方法は賢明でしょうか?

複数のカードローンの申込はやめるべき

お金を借りる際に審査に無事通りたいと思われるなら、重要なのは視点を変えることです。つまり、自分がただ借りたい、と言い張るのではなく、貸金業者の視点に立って「どうやったら貸してもらえるか」を考えることです。(参考ページはこちら→融資審査に通る為に大事な事とは?

あなたの場合、すでに借金があり、その上、お金を借りたいと思って、複数のカードローンに申込をしようとしておられる。では、その現象をお金を貸す側はどう見るでしょうか?よほどの慈善家でもない限り、「この人は危なそうだな」と判断するのではないでしょうか?お金を貸す側も当然自分たちがババを引きたいとは思っていませんから、そういった危なそうな人たちにはお金を貸そうとはしないのが通常です。

実際、同時期に複数のカードローンに申込むことを「申し込みブラック」といって、キャッシングのタブーとされています。一般的に3社を超えると、審査に通る可能性はかなり難しくなると言われています。まして、あなたの場合はすでに他の会社から借り入れをしておられますから、複数の会社の申込は絶対にNGです。2社の申込もやめたほうが良いでしょう。
(⇒ブラックリストになってしまう要因はここにも?

結論としては、まず複数の会社の情報、口コミなどをネットでお調べになって、審査が比較的ゆるそうな会社を探し、その1社に絞って申し込まれることをおススメいたします。その会社がダメだったらしばらく時間をおいてみて、再度別の会社にチャレンジしてみるのがよいでしょう。検討をお祈りしています。

複数のカードローンの申し込みをするときの注意点って?

カードローンは非常に便利な存在であり、現代では一般労働者の五人に一人が利用しているともいわれるようになりました。消費目的で使用するという制約はありますが、お金を一時的に借りることができれば過程における資金繰りは非常に楽になることでしょう。

最近ではカードローンの業者も消費者金融系や銀行系などに多角化してきており、業者の数自体も多くなっているため、消費者にとってはいろいろなカードローンを比較検討することができるようになりました。複数の業者からお金を借りたいというような場合には「複数のカードローンの申し込み」をするということになりますが、これをする時の注意点はどうなるのでしょうか。

注意点は大きく分けて二つあり、まず一つ目となるのが「これまでカードローンと契約をしたことが無い」と言う場合です。こうした場合には、その消費者の信用に問題が無いのであればかなり高い確率でカードローンと契約できます。ですが複数の業者に一度に申し込みをすると「申し込みブラック」として扱われてしまうことがあるのです。

申し込みブラックとは「短期間に大量の申し込みをしているため、金銭的な問題を抱えているリスクがある」と業者から判断をされてしまうということです。そうした判断をされてしまうと、本来なら貸し付けをしてもらえたのに契約を断られるということになってしまいかねません。初めて利用するという場合は信用の蓄積もされていませんから、複数のカードローンの申し込みはなるべく避けましょう。

次に「すでに他社のカードローンを利用していて、追加で契約したい場合」です。この場合、それまでのカードローンの利用に問題が無いのであれば契約に支障は無いことがほとんどです。ですが多数のカードローンと契約するということは「多重債務」と呼ばれる状態につながります。

多重債務状態では消費者が債務超過、つまり「借り過ぎ」の状態になってしまいやすく、業者にとっては貸し倒れのリスクが大きくなります。そのため一般的には「3社以上と契約をしている」という消費者に対しては新しく契約を結ばないという判断をしている業者が多いのです。このため2~3社程度と契約することは可能なものの、4社、5社というような多くの業者と契約することは難しいということになります。

複数のカードローンの申し込みをするという際には、こうしたポイントに注意をしましょう。