30代サラリーマンです。去年、ボーナスが出たときに、その一部を元手に小遣い稼ぎをしようと思ってFXを始めました。他の投資もいろいろと考えてみましたが、FXが一番リターンが大きいように感じましたし、なによりも少額から始められる、というのが魅力だったからです。最初は運が良かったのか、1万円を投資して、30万円ほどのリターンがあり、それに気をよくして、すっかりはまってしまい、だんだんと抜け出すことができなくなってしまいました。

その後、負けが込みましたが、きっと挽回できるはずと、カードローンからも借金をして、勝負に出て、トータルでみると、勝ったこともあったものの、500万円ほどの負けを出してしまいました。いまでも300万円ほどの借金が、3社のカードローンからあります。今、考えてみると、FXも一部の人が勝てるようにうまく設計されているのだな、ということです。どこかでべらぼうに勝っている人がいれば、それだけ負けている人がいる、考えてみれば当たり前のことなのですが、その時は必死で、自分だけは勝てる、と思い込んでいました。本当に愚かだったと思います。
(⇒カードローンは使い道を考えよう

かさんだ借金をおまとめローンでなんとか処理できないかと考えていますが、おまとめローンをすることのメリットとデメリットを教えていただけないでしょうか?

メリットはストレスを減らせること、デメリットはコストが増えること

FXの広告をみると、手っ取り早く儲けられるようなことが書いてありますが、わたしに言わせればほとんど詐欺に近いですね。個人が少しの元手で儲かることなんて、そんなに簡単なことではありません。よほど勉強をして、それなりのエネルギーを傾けないと儲けを出すことなんてできません。

とにもかくにも作ってしまった借金を返済するためにおまとめローンを考えておられる、ということですが、メリットは返済先が一つになるので、ストレスが減らせるということでしょう。きっといまは毎月複数先の返済に追われて、常に借金の返済で頭がいっぱい、という状況かと思います。また、返済先が一つになれば利息の計算なども含めて、自分の借り入れ状況に関して把握しやすくなることも事実です。

それに対して、デメリットは、最終的なコストはいまよりも膨らむ、ということです。なぜかといいますと、借り換えをするのに当然手数料がかかりますし、また新しい借入先との関係で借金を返済可能な額にするためには、毎月の返済額を減らさなければなりません。返済額が減れば、当然トータルの返済期間が延びます。よってトータルで支払う利息も増えるということです。

こうしたメリットとデメリットをよく検討していただければと思います。もうFXには手を出さないようにしてくださいね。
(⇒おまとめに関する疑問集

複数の利用と返済が便利になるカードローンおまとめ

必要に合わせて利用が出来るローンは欠かせない存在で、場合によっては利用するローンのサービスが増えて行きます。全ての利用状況を把握して返済が続けられていれば問題は無く、信用が保たれていれば長期的な利用も可能なのです。返済の計画が立てられていても実行が難しい場合は、計画の見直しや現実的な判断が重要となります。収入が大きく増えたり継続的に増えて行けば良いですが、現実的に収入源が大きく変化する事は難しいのです。

限られた収入から返済に割り当てを行う事が大切で、計画は毎月の返済によって行われて行きます。無理なローンの追加は返済を更に難しくする要素の一つとなり、立てられた計画も崩れる原因になります。現状で全てのローンを把握して返済するのが困難であれば、カードローンおまとめは便利に活用されるサービスです。カードローンおまとめは返済の進みを分かり易く知る事が出来ますし、目で見て実感出来る事で返済に自信が持てます。

複数の利用からカードローンおまとめを実現するには金融業者選びが欠かせず、実際に行えるカードローンおまとめのサービスを探します。全体をまとめる金額や毎月の返済が行える条件が必要ですから、様々な金融業者のサービスを見比べる事が大切です。収入源や安定した収入があればカードローンおまとめに必要な審査を受けられ、認められる可能性は十分にあります。早く返済を終わらせる為にもおまとめサービスは価値があり、利用の検討は欠かせないといえます。

ローンサービスを利用している数が少ない時には必要性を感じませんが、増えて行くと利用の選択肢になるのです。物事を続けて行く継続性の為にはモチベーションが重要で、返済を行い易くする場合にもおまとめサービスはメリットになります。サービスの利用を認める金融業者との間には信頼があり、信頼に応える毎月の返済が今後にも影響を与えます。一度で終わる信頼関係ではありませんから、返済が終わるまでの信用維持がおまとめローンを利用する上で欠かせないのです。
(⇒ここでおまとめのメリットについて確認

【参考ページ】
融資の返済計画を完成させる