ちょっとずつなんですけど、あっちこっちで借入をしちゃって、毎月返済ばかりを気にしていて落ち着きません。いつがどこの返済日で、どこにいくら返済して…こんなカンジです。
それで何かいい方法がないか調べていたら、《おまとめローン》っていうのをみつけて。借金をひとつにまとめて、1ヶ所に返せるようになるっていうのは、なんとなーくわかったんですけど…コレって、結局何がいいの？おまとめローンに乗り換えることで、どんなふうになるのか、わかりやすく教えて下さい。（参考ページはこちら→おまとめローンの仕組みを解説）
おまとめローンというのは、ただ単純にローンをひとつにまとめるというものではありません。まとめることを“一本化”といいますが、このおまとめローンに乗り換える、つまり“借り換え”をするのですが、こうすることで、いくつかの利点が発生します。（参考ページはこちら→おまとめローンのメリット解説）
借り換えはまず、借換先から借入をしたお金で、今まで借入していた賃金業者に残りの借金を返済してしまします。そうして、この肩代わりをしてくれた借換先に、立て替えて貰った分の借金を返済していくのです。
この一本化をする時には、金利の低いところを借換先として選びます。すると、まとめた借金の返済の元金に掛かっていたバラバラだった利息が、一本化によりひとつになります。しかも金利が低いところを選んだことにより、返済額に掛かる利息が少なくなるのです。これが一本化するに当たっての最大の利点です。
また、返済先が1ヶ所になったことで、返済期日を月に何度も気にしなくてよくなりますし、自分が今、どのくらい返済できているのかも確認しやすくなります。
ただ、気をつけたいのが“返済期間の設定”です。毎月の返済金額を抑えるために、今までよりも極端に完済までの期日が延びた場合、金利が低くても、最終的には返済した総額が一本化する前よりも多かったなんてことになる人もいます。また、安直に一本化したことで返済はラクになったけど、返済した総額をみたら多くなっていたということもあります。
まとめたほうがいいケースと、まとめないほうがいいケースがあります。まとめる時にも、まとめた方がいい会社のものと、まとめないで単一で返済した方がいいものとがあることもあります。
おまとめローンを利用する時には、必ず専門家や窓口で相談してから決めることです。その際には、現在の返済総額と一本化してた場合の返済総額はきちんと比較するようにしましょう。
ローンが複数ある際に強い味方となるのがおまとめローンです。おまとめローンの利用については一般的には複数のローンをまとめることで生活に余裕を作ることがありますが、これ以外にローンののりかえの手段としても利用が可能です。ローンの乗り換えの理由としては金利の面や支払い方法が融通がきかないことがあります。ローンを古くから契約している場合に金利面でとても不利であることが多いようです。
しかし、他のローンに乗り換えるにしても金利面や支払いの期間を考慮してなかなか踏ん切りがつかないという方も多いようです。そこで注目したいのがおまとめローンです。おまとめなので複数のローンが必要なのではないか考える方も多いですが、実際には１件のローンでも契約できます。この場合、ローンののりかえとなりますが、ローンの規約上まったく問題なく、審査の上でも不利になることないようです。（参考ページはこちら→融資審査で不利になるケースとは？）
また、複数のローンがあり、１つだけおまとめローンにした後でも、ローンの返済を一定期間行えば、追加でローンをまとめることが可能になっているローンも登場しており、安い金利で長期のローンとして返済するチャンスが増えています。おまとめローンの利点として特にあげられるのが生活に余裕が生まれたという意見です。のりかえ先として考えても月の支払いは減りますが、複数のローンをまとめた場合は月の支払額が半額以下になったという方も多いようです。（参考ページはこちら→おまとめをお得に変える方法）
小額ローンが多い場合でも、契約が多ければ月の返済額が増えますのでまとめることはとても意義があります。また、長期ローンになれば支払総額が多いのではないかと心配される方もいますが、金利が安くなることで複数の既存のローンをそのまま返済する場合よりも支払総額が減ったという事例も多くあります。ローンは計画的に利用すれば便利なサービスですが、生活に支障が出ている、もしくは、収入が減ったなどの場合はローンをまとめて生活を見直すことも重要です。