知人のアドバイスを受けて、ちょうど半年ほど前から、生活にまで影響をし始めていた複数の消費者金融の借金をおまとめローンにして返済しています。
…なんですけど、実は先日、どうしても欲しいブランドバッグをみつけちゃって。とっても可愛くって、一目惚れだったんです。でもちょっとお高めだったものだから、手持ちのお金じゃ足りなくて、つい借り入れしちゃったんですよね?。
でもおまとめローンやってるのに、新しく借り入れしたのって、やっぱりマズかったですかね…?
(⇒融資で不安になるくらいなら借りない方が良い?)
はっきりいわせてもらえば、もう呆れてしまいます。借金で苦しんだからこそ、厳しい審査を受けてまでやっとの思いでおまとめローンを組んだはずなのに、何ですかその軽率な行動は!
(⇒おまとめローンは普通の融資よりも厳しい?)
非常事態でどうしようもなかったのであればとにかく、結局は私利私欲を満たすためですよね?
おまとめローンの基本は、借金を一本化して利息を軽減し、完済までの計画を立てやすくして借金をなくすことです。それを経った半年で、新たな借金作るのでは、過去の借金の一本化は意味をなしていないのと同じです。
このようなタイプの人は、おまとめローンを利用するべきではありません。さらに借金を増やすため、一本化はどんどん状況を悪化させる材料になるだけです。
実は意志の弱い人にとっては、おまとめローンはデメリットの要素が強くなるリスクが高い方法でもあるのです。
おまとめローンを利用することによって、他社の借金がなくなってしまうため、再びその会社での利用が可能になるのです。まあ、おまとめローンを利用している記録が個人信用情報にありますから、そう高額な借り入れはできないでしょうが、借金を抱えている人間には、5万円、10万円程度の借り入れでも、100万円と変わらないくらいの負担を増やすことになるのです。これを繰り返すことで、新たな借金がどんどん大きくなっていくのです。
きちんと計画を立てて、その計画をしっかりと実行できるのであれば、おまとめローンは多重債務による借金を完済するためには非常に有効な手段になります。
毎月の返済金額を把握し、期日までに振込を完了させ、残りの返済金額に対しての計画を常に確認。おまとめローンにしたことで利息が軽減するので、生活も最低限の状況は維持できます。
おまとめローンを契約する人は、しっかりと完済への計画と意志をもって返済に集中していきましょう。
消費者金融でも貸金業法の総量規制の対象外になるおまとめローンは多重債務の整理のためのローンですが、時々誤解されることがありますが、既に借り入れているローンの整理に使うために借り入れるローンではありますが、おまとめローンの貸金会社が今までに借りているローンを支払ってくれるわけではありません。
そうではなくて自分でおまとめローンで借りたお金で今までのローンを清算しなければならないのです。もしおまとめローンにしたのに借りたお金を他のことに使ってしまった場合は一体どうなってしまうのでしょうか。それは大変です。
今まで借りていた消費者金融などではおまとめローンを利用したと言う情報が信用情報をチェックすれば直ぐに分かってしまいます。業者からするとおまとめローンを利用する利用客はほとんど過剰融資状態にある利用者ですので、返済されてもされなくても利用できる枠は絞られてしまいます。今後追加で利用することは難しいと言えるでしょう。
(⇒信用情報はどこで調べる?)
しかしおまとめローンを消費者金融でなく銀行系カードローンで組んだ場合はまた別です。銀行系のおまとめローンは消費者金融の総量規制の外に元々あるものですので、そのお金は住宅ローンなどと同じ対象外のローンにしか見えません、そういうことでおまとめローンで借りたお金で消費者金融の借入を完済すれば、再び消費者金融から借入ができるようになるのです。
(⇒総量規制を気にせずお金を借りる)
もちろんおまとめローンの返済もありますから借りれるからと言って安易に借りるのは決してすすめられることではありませんが、実際に必要に応じて借入することが出来のは頼もしいと言うか、ちょっと安心です。おまとめローンをうまく使うと総量規制以上に大きな借入をすることも可能ですので、もうどこからも借りることが出来なくなりそうで困っている人は、完全に行き詰ってしまう前におまとめローンを利用して借入を整理することをおすすめします。
銀行系でもおまとめローンは審査が通りやすくなっていますので、ぜひ試してみてください。