銀行によってはおまとめローンの商品を扱っているところが増えてきましたよね。おまとめローンなんて一切なかったどころか、カードローンを扱っていなかったような地方銀行も、いつの間にかカードローンもおまとめローンも扱うようになっているところが増えているように思います。（参考ページはこちら→どれくらいおまとめローンが可能な金融業者があるの？）
たくさん使えるところがあるのは嬉しい事ですけれども、おまとめローンの申し込みをして審査を受けるとした場合、おまとめローンの審査はどの銀行でも一緒ですか？なにかこの銀行はこういうことを重視しているとか、この銀行はこれがあると借りられないというような特徴というのはそれぞれにあったりするのでしょうか？
（⇒おまとめローンの審査内容の真実）
銀行でおまとめローンを使いたいというのであれば、確かに気になりますよね。これだけたくさんの銀行がおまとめローンを使うようになっているわけですから、どれがいいのか、どの業者にどういう特徴があるのかは気になるかと思います。では、おまとめローンの審査はどの銀行でも一緒ですか？と言うと基本は同じであると考えていいでしょう。ただ、少し独自のルールが有るところもあります。
基本的に同じであるという審査の部分については、見られる部分が決まっているんですが一つが借金の増額です。借金が総量規制以上になっていれば、消費者金融系では借り換えすらできなくなります。銀行の場合はそれはないんですが、だいたい年収の2分の1以上は貸出をしないので、それ以上にならないように気をつけています。
もう一つが借入している業者数で、3社か多くても4社程度までと言われていてこの辺りは業者の独自の判断による、とも言えます。もし確実におまとめローンを使いたいというのであれば3社までに抑えておいたほうがいいでしょう。4社も使うというのは返済ができなくなる可能性もあると業者から見られてしまいます。銀行系の場合は特に気をつけておいたほうがいいでしょう。
これらどこでも見ているという審査の部分と、独自のルールで見ている審査基準というのがあります。例えば厳しい審査のおまとめローンであれば「中小から借入れをしているかどうか」というのを見られたりします。中小から借入をしているということをあまり好ましく思わないというのも、独自のルールで持っている業者もいます。
使ってみない限りははっきりとした傾向というのはわかりませんが、たいていの業者には一般的な審査基準と独自の審査基準があると思っておくといいでしょう。
おまとめローンの審査はどの銀行でも一緒ですかという疑問を持つ方が多いようですが、おまとめローンの審査は各金融機関や消費者金融で非公開となっており、詳細ははっきりわかりませんが、一般的に他のローンと同様の審査をしていると考えられています。（参考ページはこちら→融資審査の基準はそれぞれで違う）
ローンの審査で重要なのは収入と借入状況のバランスです。収入が少なければ借り入れられる金額も少なくなるということです。また、借り入れについては法的な制限が加わります。
法的制限とは、収入の３分の１を超える現金を貸してはならないという法律です。これは消費者金融に対して行われている制限ですが、一部金融機関でも法律に準拠した制限を設けている会社も多くなっているようです。また、この制限は金融機関が消費者金融のサービスを代行販売している場合や保証会社として消費者金融を利用している場合にも適用されます。
そのため、ローンを利用する際は現在の収入と借り入れの状況の割合について確認しておく必要があります。おまとめローンについても同様の審査が行われますが、他のローンとの違いがあります。
それはおまとめローンはローンの新規貸出ではないということです。新規貸出の場合は法的な制限や各金融機関、消費者金融の審査基準で審査が通らないという方もいますが、おまとめローンはローンの借換えのため、審査では若干基準が違ってくるようです。
そんため、おまとめローンでは殆どの場合、定期収入があり、借入先がはっきりしていれば審査は通りやすいと言われています。借入先については厳密な審査が行われ、自己申告の内容である借り換え先と実際の仮い入れが間違いなければよいようです。
借入状況については自己申告以外に各金融機関や各金融機関、消費者金融が共同管理している借り入れ、返済状況の保管会社に問い合わせます。その情報を元に収入がチェックされて審査が行われることになります。おまとめローンは他のローンが断られた場合でも通ることが多いので申込みをしてみることをおすすめします。