カードローンを使い始めました。申込むときに少し抵抗がありましたが、使い始めてみると便利ですし、クレジットカードを使うのと変わりなく安心して使えてます。ただ、限度額を超えそうなのが唯一心配なところです。月々の返済額が倍になっても、まだ余裕があるので、もうひとつカードを申込みたいと思っています。でも、ふたつのカードローンを持つことは可能なのでしょうか。

多重債務の問題とかで、複数のカードローンを持つのは良くないともきいています。カードローン利用中に、もうひとつカードローンを申込んでもよいのでしょうか?

カードローンは複数持てますが、増額するほうが金利などお得です

複数のカードローンに申込むことは可能です。カードローン利用中であっても、もうひとつ別のカードローンに申込むことは、禁止されているわけではありません。多重債務の問題はありますが、貸金業法が改正されたあと、多重債務の危険性が高い場合には、審査で落とされることになっているので、申込のときにはあまり心配する必要はなくなっています。(参考ページはこちら→融資審査に落ちてしまう理由

また、今では、金利の上限も低く抑えられるように法律で決まっているので、高金利で雪だるま式に借金が増えるようなことにもなりにくくなっています。貸金業法の総量規制と、出資法と利息制限法の金利の上限値引き下げによって、普通の金融機関から借りるのであれば、多重債務の問題は発生しにくくなっているといえます。もちろん、法律を遵守しないヤミ金の場合は、問題があるので、注意は必要です。

複数のカードローンの利用は可能なのですが、お勧めできるかというと、そうではありません。複数のカードローンの利用は、金利の点で不利になるというのが普通だからです。お勧めなのは、今持っていて利用もしているカードローンを増額することです。そうすれば、質問されている方の、限度額が超えそうだという唯一の心配もなくなります。しかも、増額することによって金利が安くなります。

一般的に、金利は、借入額の大小によって大きく変わります。借入額が大きいほど金利は安くなります。カードローンの場合は、利用限度額で金利が決まってきます。利用限度額が大きいほど金利は安くなります。

カードローンでは5%~18%といったように、下限金利と上限金利が示されるのが多いのですが、これは、利用限度額が数百万円といった高額のときの金利が5%くらいで、利用限度額が10万円程度の低額のときの金利が18%くらいだ、と考えて差し支えありません。

もし、利用限度額50万円のカードローンを3つ持っている人が、150万円のキャッシングをすれば、金利はだいたい16%前後で借りていることになります。とりあえず、ここでは、利用限度額50万円のカードローンの金利は16%と考えることにします。ついでに、利用限度額200万円のカードローンの金利は9%と考えることにします。どちらもかなり実際的な値です。

利用限度額50万円のカードローン3つで150万円借りれば、返済開始月の利息額は、だいたい、150万円×16%÷12で、2万円くらいになります。一月で2万円の利息です。もし、利用限度額200万円のカードローンひとつで150万円借りれば、このときの返済開始月の利息額は、150万円×9%÷12で、1万2千円ほどです。かなり大きな利息の差となります。

ということで、カードローンの数を増やすよりも、手持ちのカードローンの増額の方が、金利の点で有利だといえます。既に複数のカードローンを持っている場合には、おまとめローンなどで、まとめることを考えるのも有効です。金利を下げることができます。

カードローン利用中にもうひとつカードローンを作るならレイク

手軽に融資を受けられる方法として、消費者金融のカードローンを利用している人も多いと思います。

消費者金融のカードローンを利用するときには、金融業者ごとに決められている審査を通過することで融資を受けることが可能になります。融資が行われるかどうかだけでなく、利用可能な限度額についても審査によって決められます。ひとつの消費者金融業者のカードローンで借入れできる金額は利用限度額の範囲内となりますので、一定の金額までしか融資を受けることができません。それだけでは必要な資金額に足りない場合には、カードローン利用中にもうひとつカードローンを作って融資を受けたい人もいるでしょう。

カードローンの申し込みをするときの審査には、他の消費者金融業者からの借入れ状況や、返済状況についても調べられることになります。また、貸金業法には総量規制という貸し付け金額の制限についての法律があり、キャッシング利用者は年収の3分の1を超える金額の融資を受けられないことになっています。ですので、カードローン利用中にもうひとつカードローンを作るときには、年収の3分の1を超える借入れ金額にならないように気を付ける必要があります。

すでにカードローン利用中であるときに、もうひとつカードローンを作りたいときにおすすめの金融業者はレイクです。レイクは大手銀行である新生銀行系列のカードローンサービスですので、法律で制限されている総量規制の適用対象外のサービスになり、年収3分の1を超える金額であっても借り入れることが可能になります。

審査が通過しやすいことでも高い人気となっていますので、複数のカードローン会社から借り入れている場合であっても融資が受けられます。レイクは高齢者にも優しい金融業者ということができる会社で、申し込み可能な年齢条件は20歳以上から70歳以下の人までとなっていますので、年齢が70歳以下までであれば借り入れることが可能です。