カードローンを利用しようかと考えています。しかし、私は他社からも借金があるので、カードローンを使えるのかどうか不安になってしまいました。そこで、今ある借金のことを伏せたいなとも思うのですが、他に借金はないと嘘を吐いてはいけないのでしょうか。

理由が何であれ、嘘はいけません

世の中には、「嘘も方便」という言葉もあるし、時にはその人の為を思って吐く嘘もあるわよね。けれど、基本的にどんな時だって嘘はいけないわよ。それはお金を借りる時だって例外ではないわ。どの消費者金融などでも、嘘をもし吐いたら審査には落ちるわね。まず、カードローンというものは、銀行が行っているものと消費者金融が行っているものがあって、そこによって審査の基準が違うのよ。(参考ページはこちら→銀行と消費者金融ではそんなに違うの?

それでも、基となっている判断の基準は同じなの。年齢と年収、そして他からどれくらい借りているかということね。このことと利用者、つまりあなたがどうなのかということを試算して、あなたが借りられるのかどうかを自分で見分けることができるのよ。カードローンを受けるとしたら、大きくて有名な会社のカードローンがいいわ。一部の会社では、当日にカードを作ってくれるし、その日のうちに振り込んでくれるところもあるの。

さて審査の話しだけれど、今ではネットで気軽に仮審査が受けられるわ。けれど、それでも申し込んだら信用情報機関に照会されて、あなたの今の借入の状態もわかってしまうわ。だから、嘘を吐いても駄目ということ。すぐに明るみになるのよ。当然お金を貸してはもらえなくなるわね。審査の時点で、他に幾つの会社から借りているかということは、一番重要な審査項目なのよ。借りている金額自体が小額だとしても、借入件数が多いと、審査時に不都合になるわね。

4社以上から借りていたり、正に今審査を受けたキャッシングで過去に落ちたことがあったり、あなたに延滞などの金融事故の情報があると、仮審査で落ちてしまう可能性が大きいわね。申し込みの内容を入力する時は、嘘を吐かないとしても正確に打ち込むことが大切ね。ちょっとした間違いでも「嘘」とみなされてしまうこともあるの。間違った内容を入力しないように気を付けたいわ。

コンピューターによる仮審査が通ったら、本審査といって、人の手で審査をされるの。その前にまず、仮審査を通過させるには、借入件数を幾らか減らす努力をすることか、申し込む期間をもう少し待ってみるか、会社自体を変えるかを考えることね。

カードローン他社の借入で嘘をつくとどうなるの?

事前に設定された限度額の範囲内で、ある程度自由にお金を借り入れすることができるカードローンは非常に便利な存在です。しかしカードローンは誰でも無条件で利用できるというようなものではなく、利用をする前には必ず審査を通過する必要があります。(参考ページはこちら→融資の審査に通過する為に必要な事

審査を受ける際には様々な個人情報を伝える必要がありますが、その情報の中には、審査時点での他社からの借入金額と言う項目が設けられていることもあります。一般的に考えると他社から借り入れをしているということは、お金に困っている消費者だと見られる原因にもなりそうですから、なるべくであればそうした金額は少なく見せたいと、誰もが思うことでしょう。

中には本当は他社から借り入れがあるにも関わらず、「他社からは借りていない」という嘘をつく消費者もいるのですが、それでは審査でカードローン他社の借入を伝える際、嘘をつくとどうなるのでしょうか。

まずここで確認しておきたいのが「カードローンなどの借り入れ状況・返済状況は信用情報に記録されている情報である」ということです。そして信用情報は管理を担当している信用情報機関に登録をしてある企業・団体なのであれば誰でも確認をすることができるのです。そのためカードローン他社の借入金額で嘘をついたとしても、それは間違いなくばれることとなるのです。

そしてここで考えなくてはならないのが「嘘をついた消費者に対して、業者はどういった印象を持つのか」ということです。審査はこれから契約を結ぶかどうか、契約しても問題が無いのかということを確認するために行われるものです。

実際のところ、カードローンの審査において他社からの借入があったとしても、それが致命的な問題になることはあまりありません。ですが借り入れがあるにも関わらず「無い」と嘘をついてしまうと、カードローン業者は「嘘をつく理由があった」と考えることになります。一度疑念を持たれてしまうと審査は厳しい目で行われることとなってしまいますし、正直に伝えていれば通過していたはずの審査に落ちるということもあり得ます。

ですからカードローンの審査を受ける時は、有利に進めてもらおうと考えることはせず、しっかりと正直に情報を伝えなくてはならないのです。