個人でキャッシングを申し込みたいのですが審査を通過できませんでした。どうしたら借入れができますか?多重債務を過去にしたのでそれが原因ですか?
(⇒融資審査に突破できない理由を考える

一概には言えません

しかし審査を通過しなかったということはそれなりの理由があったと考えられます。過去に返済の延滞を繰り返したり、踏み倒したりしませんでしたか?または多重債務に陥って任意整理などをしませんでしたか?

あなたの金銭状況は借入れや延滞だけでなく任整理をした事などが信用情報機関に登録されます。キャッシングをするということは企業側にとっては確実にお金が返済されるかどうかを基準に判断しますので、お金にルーズだと判断されるとなかなか借入れができない場合があります。

そういった場合には保証人や担保があれば借入れができる場合がほとんどですが、転職が多かったり勤続年数が短い場合など収入が安定しない場合は審査通過はますます難しくなります。審査時に必要なのは運転免許証や健康保険証などの本人確認書類、そして収入があることを証明する源泉徴収票や直近数か月分の給料明細が必要となります。それらを用意して審査を受けましょう。

もしも現在多重債務で任意整理ではなく完済を目指しているのだとしたら、おまとめローンの審査を受けてください。おまとめローンは年収の3分の1以上借りられないという総重量規制の対象外なので、まずそれぞれの金融機関へ一括で返済してローンを1本化することができます。任意整理などと違い、こちらのおまとめローンで完済するとあなたの審査に不利にはたらくことはほとんどありません。

返済時に気をつけて欲しい点はこのおまとめローンを返済時に新たな借入れをしないこと、そして返済を滞らせないことです。万が一返済のために新たな借入れをしたとしても、規約違反となった場合は最悪の場合一括返済を求められる場合もあります。もしも返済が遅れそうな場合は早急に借入先に電話しましょう。

おまとめローンを利用するときに注意して欲しいのは例えば7年程度で完済できるローンを10年に延長したとします。すると総額を計算した場合、逆に総額が高くなってしまう場合があるので返済のシュミレーションをしっかり行い、借入先としっかり相談しながら契約しましょうね。

長期ローンの場合は借入先との信頼関係をしっかりと結んでおく必要があります。おまとめローンも借り換えローンとして長期ローンになりますので、相手からの心象を悪くしないように心がけましょう。借入れをするときは返済の事も考えてしっかりと計画しましょうね。

【参考ページ】
ブラックと呼ばれる状態では借り入れが難しいです

個人によってキャッシングができない理由には何があるの?

現代の日本では様々な消費者がキャッシングを利用するようになっています。限度額の範囲内でお金を借りて、期日までに利息を付けて返済するということをしっかり繰り返していけば危険性も低く、日々の生活をより楽にしてくれるでしょう。
(⇒返済日を守れないなら借り入れしない方が良い?

しかし個人によってはキャッシングをしたいと思っても、業者から断られることがあるというのが現実です。それではなぜ個人によってはキャッシングを断られるのか、キャッシングができない理由とはどこにあるのでしょうか。

まず理由として代表的なものとなるのが「収入安定性の問題」です。現代の日本では多くの人が企業などに勤めて給与をもらって生活しているため、ほとんどの場合は問題が無いのですが、自営業の人や失業中の人、無職の人などはこの収入安定性の問題に引っかかってしまい、キャッシングができないということになってしまうのです。またしっかり働いているという人であっても、就職してから数ヶ月間は「離職するリスクがある」と考えられるのが一般的ですから、これもキャッシングができない理由の一つになり得ます。
(⇒無職でお金を借り入れるのは止めておこう

次に注意したいポイントになるのが「他社借入金額」の問題です。これは特に消費者金融系のキャッシングを利用するという際に注意したいポイントです。現在の貸金業法には総量規制という規定があり、消費者が貸金業者から借りられるお金は年収の1/3までという制限が課せられています。ですから他の消費者金融から年収の1/3以上の金額を借り入れている場合、それ以上キャッシングを利用することはできません。

そしてそれまでの借り入れ状況によって確認しなくてはならないのが「事故情報」です。事故情報とは債務整理や代位弁済、返済の滞納などが該当するのですが、こうした事故情報が信用情報に記録されていると、その消費者は「お金にルーズな消費者の疑いがある」と判断されることになります。

キャッシング業者は貸したお金が返ってこないというリスクを最も嫌いますから、これもキャッシングができない理由になるのです。キャッシングの業者からしてみれば貸付残高はなるべく増やしたいものなのですから、キャッシングができないということには必ず何かの理由があります。

もしキャッシングを断られることが続いているなら、原因は何かということをしっかり考えましょう。