複数社から借入れしている友人がおまとめローンにしました。私もすすめられたのですがおまとめローンにする時のリスクや注意点などあるのでしょうか?やっぱり普通に返済するより良いのでしょうか?

残高と返済方法によります

現在の返済方法はリボ払いでしょうか?リボ払いの場合、残高に関係なく毎月一定額を返済すれば良いので返済プランも立てやすくなりますが、元金がなかなか減らず返済までかなりの期間がかかります。(参考ページはこちら→リボ払いの利用も程々に

現在1社だけの借入れならば利息も1社分ですが、これが複数になればなるほど利息がかかり、全てをリボ払いにしていたら利息も複数支払うようになり、完済まで本当に気の遠くなる時間がかかります。リボ払いは追加融資を依頼しても返済額は毎月一定ですので返済がますます遠くなってしまいます。

そんな時に任意整理などをする人もいますが、任意整理をしてしまうと信用情報機関にその事実が記載されるので今後の借入れに影響してしまいます。今後数年間借入れができなくなるので任意整理はあまり得策とはいえません。(参考ページはこちら→債権整理は出来るだけ避けよう

そんな時に役立つのがおまとめローンです。まず複数社への返済を一括で行い、複数あった支払日も利息も全てひとまとめにするという便利なローンなのです。複数社にそれぞれ支払っていた利息が一本化されることで返済総額もずいぶんと減り、一定額を毎月支払うことで完済までのビジョンも見えてきます。

しかしこのおまとめローンの注意点としては、おまとめローン返済時に新たな借入れをしてはいけないという規約がある場合にその規約を破ってしまうと一括返済を請求される場合もありますので、万が一返済が遅れそうな場合は早急に借入先に相談しましょう。

また気をつけないといけないのは5年で完済できるはずのローンを引き伸ばして10年で完済するおまとめローンとして組んだ場合、総額を計算すると逆に割高になる場合があります。それよりも総額が安くなるようにプランを組みましょう。もしも自分で完済までのシュミレーションが自分では難しい場合は金融機関で相談しましょう。

審査時に必要な書類は本人確認書類として運転免許証や健康保険証、そして収入があることを証明する源泉徴収票や直近数か月分の給料明細、そして現在借入れをしているローン会社の残高と金利などが書いてある資料が必要となります。このおまとめローンは安定した収入がある方ならどなたでも審査を受けることができます。過去に延滞や滞納をしていない場合は問題無くローン審査を通過できるでしょう。

まずは審査を受けてみることをオススメします。

返済額を減らすための有効手段!おまとめローン注意点

カードローンを利用すること自体は決して何の問題もありませんが、やはり借り方を間違ってしまうとその後の返済がしんどくなるのは事実です。カードローンは正しく利用してこそ、とても便利なものであり、私たちの頼もしい味方になってくれるのですが、一度使い方を間違ってしまうと生活を圧迫してしまう可能性もあるのです。

これからカードローンを利用する場合には、しっかり金利などを確認して返済計画を立ててから利用するようにしていただきたいのですが、問題は既に高金利でお金を借りてしまったような場合です。それも一社ではなく、複数社から借り入れているような場合には、その返済額もとても高額になるケースもあるのです。さらに、カードローンごとに返済日が異なりますので、管理もとても複雑化してしまうというデメリットもあります。

やはりこのような状況に陥っている場合には、早急になにかしら手を打つ必要があり、その有効な手段として「おまとめローン」があります。おまとめローンをすることで、管理をシンプルにし、さらには返済額を抑えることも可能です。

ただし、おまとめローンには注意点があります。返済額を抑えるためには、必ずいま払っているカードローン金利よりも、低い金利で契約することが必要になります。いくら借金を一本化したとしても、返済額が変わらないのであれば何の意味もありません。ですから、今自分がどれぐらいの金利でいくら借りているのかということを全て洗い出し、しっかりとシュミレーションをする必要があるのです。

おまとめローンをすることで、トータルでいくら金利が下がり、それによる利息軽減効果はどれぐらいなのか、そして毎月の返済額はいくらになるのかということをしっかりとシュミレーションで確認する必要があります。その上でしっかりとおまとめローン商品選びをするようにしましょう。金利に関しては0.1パーセントでも低い商品を選ぶのが基本です。

以上がおまとめローン注意点になりますが、今現在複数社から高金利での借入がある方はおまとめローンを利用するメリットは十分にありますので、是非検討してみてください。