40歳のパート勤めの主婦です。夫のキャッシング癖に困っています。夫は6年前ほどからキャッシングを重ねていて、私が何を言っても借りるのをやめず、もう家計に余裕がないと言っても借り続けてきました。しかたなくパートで働き始めたのですが、もうそれでも足りない量の返済額になっています。

なんとかして、キャッシングやローンをやめさせたいのですが、どうしたらいいのでしょうか。キャッシングやローンをできないようにするために、公的な手続き方法などはないのでしょうか。本当に困っています。

キャッシングローンを止める手続き方法はご本人の同意が必要

キャッシングやローンをできないようにするための公的な手続き方法は存在します。しかし、残念ですが、実際には、結局はあなたのご主人を説得するしか方法はないようですね。というのも、ご本人の意思がないと、キャッシングやローンをすることを止められないのです。

キャッシングやローンをできないようにするための手続きをするには、「信用情報機関」に申し込みします。信用情報機関とは、あなたの過去のキャッシングや事故情報などの情報が登録されているところです。もしあなたがカードローンに申し込みした場合、キャッシング業者はあなたの信用情報機関を参照します。そこで、自己破産になっていたり、事故情報が登録されていたりすれば、あなたのことを危険人物だと判断して、キャッシング会社はあなたにお金を貸さないのです。

その仕組みを利用して、キャッシング会社がご主人にこれ以上お金を貸さないように、信用情報機関に登録手続きすることができるのです。信用情報機関に、「もうこの人にはこれ以上お金を貸さないでください」という登録をします。書類などを郵送すれば受理されます。

しかし、これは、本人の意思がないと登録ができないのです。たとえ妻であろうとも、代理で登録するわけにはいきません。ですから、本人の了承がないと、結局、キャッシングやローンをできないようにするのは難しいのです。

また、こんな方法もあります。今までは、ある意味内輪の中だけでキャッシングやローンをやめさせようとしてきたのかもしれませんが、ここに、第三者を入れてみるのです。たとえば、弁護士や司法書士など、専門家の人に相談してみることです。そうすることで、具体的な解決策がうまれるでしょうし、何より、ご主人の甘えが改善されるかもしれません。

キャッシングで失敗してしまう理由の大半は、精神的なものですので、第三者をはさみ、「これはおおごとなのだ」という認識をご主人にさせることができたら、キャッシングやローンをできないようにする手続きも、ご自分の意思で行うことができるかもしれませんよ。

もしもキャッシングローンが活用できないための手続きとは

暮らしの中でもしも緊急性の高い出費に見舞われた時、その金額をきちんと捻出して支払うのは大変なものです。財布の中身や銀行口座の残高を探ってもまだ不足するようであれば、親や友人に無理言ってお金を借りるよりも、あくまで自己責任で融資金を調達できる消費者金融のキャッシングローンを活用した方が誰にも迷惑がかからなくて安全です。しかも手続きも簡単で、なおかつ融資もスピーディーに行ってもらえるので今日や明日にでも支払いが差し迫った時でも心に余裕を持って対処する事が可能となります。(参考ページはこちら→その日にでもお金を借りたい方へ

ただしこのキャッシングローンを活用するには規定の審査をクリアしなければなりません。ネットや電話で氏名、年齢、職業、勤務先、年収などの必要事項を伝えた上で、本人確認証明書や年収証明書を提示することで審査が受けられますが、中には何度受けてもこの審査が通過できずキャッシングが利用できない人も存在します。そんな人はその理由を具体的に考え、キャッシングできないための手続きを取ることが必要です。
(⇒審査ではどんな部分をチェックされているか考える

キャッシングできない理由としてよくあるのが、現時点で他社からの借り入れがあり、総量規制に抵触してしまうというケースです。貸金業法では年収の3分の1を越える融資を禁じており、このラインを超えるとキャッシング不可となってしまうのです。この場合の手続きとしては前に借りている分を全額あるいは部分的に返済することで融資できる枠を自ら作り出すことが求められます。
(⇒総量規制による融資の限度額

また、キャッシングできないからといって焦って一度に複数の会社に申請すると申し込みブラックとして信用機関に登録されてしまいます。こうなると消費者金融側も慎重になってなかなか融資を認めてくれなくなるのです。こんな事態にならないためにも、申し込みは一社ずつ丁寧に進めていく必要があります。すでにブラックに載っている可能性があるなら、しばらく何もせずにほとぼりが冷めるのを待って再度挑戦してみると良いでしょう。

また、基本的なことではありますが、申請時にいくら勤務先や年収を記入したとしてもそれらが証明できなければ意味はありません。提示した年収証明書に不備はないか、さらに勤務先への在籍確認は問題なく行われたかをチェックするのも無駄ではないでしょう。これら全ての過程がつつがなく執り行われてこそ最終的なキャッシングが可能となるわけですから。