35歳の会社員です。現在、おまとめローン検討中です。3社から借り入れがあり、金利をまとめたいので、おまとめローンを銀行に申し込みする予定です。しかし、現在の生活をいきなり変えられるかどうか不安です。年収は600万円くらいあって、それなりに余裕はあるのですが、キャッシングの返済に苦労しているのもあり、なかなかキャッシングが減りません。おまとめローンをやった方が楽になるのかとは思いますが、今後一切借りられなくなるのかと思うと不安です。

おまとめローンにした場合、別途借入はできるのでしょうか。借金を減らしたい気持ちはもちろんあるのですが、おまとめローンにした場合別途借入ができなくなってしまったら不安です。(参考ページはこちら→おまとめローンの不安は先に解消しよう

銀行でおまとめローンにした場合別途借入もできます

おまとめローンは、あなたの借金の金利を比較的楽にすることができるものとして評判になっています。おまとめローンの仕組みをいったん理解しましょう。

もし、あなたが、複数の会社から借金をしていたとします。でも、それぞれの会社の金利はバラバラで、管理がしづらいですよね。しかも、金利が膨らんでしまって、返済しづらいということもあるでしょう。そこで、おまとめローンに申し込みしたとします。おまとめローンは、あなたが利用している会社をすべてひとつの会社にまとめることができるので、管理がしやすく、また、金利も低くすることができるのです。

しかし、ひとつの会社にまとめてしまったのでは、メリットはあるかもしれないけれど、デメリットもあるのでは?と思ってしまうかもしれませんね。これまで利用していたのと別の形態になるのですから、不安があって当然です。

おまとめローンは、基本的に、新規借入はできないローンです。ひとつの会社でおまとめローンを申し込みしたら、その会社からは、おまとめローンを返済し終わるまでは、別途借り入れはできません。ということで、おまとめローンは、返済専用のローンなのですね。

しかし、他の会社であれば、おまとめローンをある会社で利用していたとしても、別途借入できる場合があります。他の会社なので、おまとめローンをしていたとしても、違う商品なので申し込みできるのですね。
(⇒おまとめ先は慎重に判断しよう

しかし、おまとめローンは、基本的には大量のお金をキャッシングすることなので、別途借入したとしても、そこまで大きな金額は借入できないと考えておきましょう。なぜなら、総量規制というルールがあるからです。年収の3分の1しか借入できないというルールがあるために、おまとめローンを申し込みすると、別途借入はできないか、できても少しの金額ということが多いのです。

おまとめローンにした場合、別途借入できるか

返済を計画的に行えるおまとめローンが実現して、更にローンの利用を考えると全体のバランスが重要です。おまとめローンにした場合、別途借入できるかという疑問は付いて来ます。ローンの返済を行い易くするおまとめローンを提供している金融業者にとって、新たにローンの利用を追加する事は返済計画の変化に繋がります。収入や将来性からおまとめローンの実現が出来るので、その計画のバランスを壊す事は金融業者との信頼関係に傷を付けます。(参考ページはこちら→融資で信頼を損なう行為とは?

安定した返済が行われる事が金融業者にとって最も重要な事ですから、新たなローンサービスの利用は返済に影響があるのです。毎月の収入は限られて使える金額は決まっているので、限られた支出が更に少なくなって行きます。ローンの追加を認めるおまとめローンの金融業者の利用は難しく、全ての返済を終わらせる事が新しいローンの利用に繋がります。現在のおまとめローンで返済を終わらせる事が大切で、今後のローンを実現する上で必要不可欠です。

毎月計画的に返済を終わらせる事が近道ですから、無理の無い範囲で返済を進める事が求められます。直ぐに全額が返済される事は新しいローンの利用に魅力的ですが、現実的には難しい返済の方法です。収入に合わせて返済を続ける事が何よりも必要で、実現が可能で現実的な返済が重要となります。おまとめローンにした場合、別途借入できるかという言葉には難しいという答えなのです。

現在の返済計画はサービスを提供している金融業者との信頼関係で成り立ち、信用を傷つけたり失う事は最も避ける必要があります。新しいローンの利用を少しでも早く行いたいのであれば、信頼関係を維持したままで返済を続ける事です。今の信頼関係が失われれば今後に大きなマイナスとなり、状況によってはブラックになる事も考えられます。ブラックにローンの利用が難しいのは、金融業者にとってローンの実現が難しい相手で長期的な信頼関係の構築を始める事が出来ないからなのです。(参考ページはこちら→ブラックリストのうちは融資は諦めるべき?

【参考ページ】
融資の返済を問題なく行うには