きっかけは小さなことだったのですが、気が付くと銀行カードローンを複数借りている自分に気が付きました。

もう2年前になりますが、上司に誘われて何気なく行ったキャバクラで、一人の子に出会いました。キャバクラなんか行ったことがなかったので、そのときはとても新鮮で、しかもその子はルックスは特別なわけではないのですが、親しみやすく、良く話を聞いてくれる子で、それからいつの間にか足しげくその子に会うためにキャバクラに通い始めました。上司には「あまりハマりすぎないように」忠告されましたが、気が付くと週に4回はその子のところに行き、週末はその子と一緒に出かけたり、買い物に付き合ったりしていました。

その子もこころを許してくれたのか、いろいろと自分の家族のことを話してくれて、自分の親が病気なので、治療費が必要なので、少しお金を貸してくれないか、と言われ、最初は数万円だったのが、徐々にその額がエスカレートしていき、最後には50万円を数回にまとめて渡したこともあります。その彼女はいまではそこで働くことをやめて、実家に戻って親の治療を助けてあげているようです。

まわりからは「騙されたんだよ」と言われますが、自分ではそう思っていません。ただ、その当時借りた銀行カードローンを返さなければならないので、さらなる借り入れが必要で、悩んでいます。さらに借り入れは可能なのでしょうか?

さらなる借り入れは困難、おまとめローンを検討しては?

わたしもかなりの確率はあなたは騙されたんだと思いますが、美しい思い出はそのままにしたいと思いますので、そこは突っ込まないでおきたいと思います。

いずれにしても、すでにあなたは複数枚の銀行カードローンを借りておられるので、さらになる借り入れは難しいと言わざるを得ません。なぜなら、過去における借り入れはすべてあなたの信用情報に記載されますので、相手はその状況をすべて把握しています。どの金融機関もすでに借金まみれになっている人に喜んで貸そうとは思わないでしょう。

それであなたにおススメしたいのはさらなる借り入れを続けるよりは、今の多重債務をまとめることを考えてみては、ということです。おまとめローンという方法があります。東京スター銀行や楽天銀行が実施していますが、それによって返済先を一本に絞ることができ、返済のストレスを減らし、随分楽になると思います。検討してみてはいかがでしょうか?

【参考ページ】
多重債務状態になる前に

銀行カードローン可能枚数の大体の目安について

銀行系のカードローンは一般の消費者金融系や信販系会社とは違い、総量規制の制限がありません。そのため、利用者の年収次第で借入額を制限されるという規制が事実上ありませんので、審査に通りさえすれば自分の年収の3分の一以上の融資を受けることは十分可能です。ただし、近年では利用者の年収によって融資額を判断する銀行も増えてきましたので、消費者金融系と比べて大幅に借入額が増えるとは言い切れません。元々、銀行系は審査が厳しいことでも良く知られていますので、そもそもの融資を受けることができる可能性自体も低いといわざるを得ません。(参考ページはこちら→融資審査の基準は業者で違う

審査に通った場合には、複数の銀行系のカードローンを同時に利用することも可能です。銀行カードローン可能枚数はその人の属性や支払い能力にもよりますが、3~5行のカードを使っているという人もいます。ただし、年収がそれほど高くない人や勤続年数が浅い人などは既に他行のカードを持っている場合、条件が厳しくなることもあります。なお、利用限度額は既に借り入れがある人については低めに設定されることも多いため、トータルの融資金額はそれほど高額にならないこともよくあります。

銀行のカードローンは金融業者のキャッシングよりも金利が安くなっていますし、銀行からの借り入れという安心感が有りますので多くの人が利用しています。しかし、いくら利息が安いといっても複数の銀行から同時に融資を受けた場合には、毎月の返済の負担がかなり大きくなるのは言うまでもありません。

できれば利用限度額の増枠を認めてもらい、徐々に借り入れ先の数を減らしていくようにしましょう。すぐに増枠が認められない場合には、おまとめローンを使ってみるのも一つの方法です。毎月の返済手続きの負担が減る他、利息の総支払額が安くなることも多いですし、返済計画の管理がしやすいなどのメリットがあります。まずはおまとめローンを扱っているところでシミュレーションをしてみましょう。(参考ページはこちら→おまとめローンを扱っているところを探すなら