こんにちはー、すみません。おまとめローンっていうものについて教えていただきたいんですけどよろしいでしょうか…？実はぼく、多重債務状態で、毎日毎日返済に追われててとっても苦しい毎日を送っているんです。こんな状態になるまえのぼくは、130kg以上もあったのに、今ではすっかり120kg台になってしまいました。
つい最近、おまとめローンっていうサービスがあるっていうのを聞いたんですね。サービス内容を想像するに、とっても便利そうじゃないですかぁ。是非とも利用してみたいなぁと思っているんですよ。でも、カードローンって年収の三分の一以上は借りられないっていうのも、どこかで聞いたことがあるんです。よくよく計算すると、借入総額は年収の三分の一超えているじゃん！といった状況で、困ってるんです。
なにかいい方法はありませんかねぇ…、アドバイスがほしいです。
なるほどなるほど、事情はよくわかったぞ。とても健康的な体つきだったようじゃな。130kgもあった体重が、すっかりやつれてしまったようじゃな…と思って聞いていたら、ほとんど変わっとらんじゃないか！というツッコミはこれくらいにして、おまとめローンについての本題について話すとしようか。
まず勘違いしておるようじゃが、おまとめローンはカードローンサービスとは似て非なるものじゃ。同じローンといえども、おまとめローンの方は、「返していくことしかできない」。追加借り入れはできん、ということじゃな。今までのリボルビング形式のカードローンと違い、返済した分がすぐに利用可能額として充当されることなどないのじゃ。ただひたすらに、完済に向けて返済をしていくのみのサービスなんじゃ。
ただしじゃ、おまとめローンのすごいところは、なんといってもそのメリットの大きさじゃろう。月々の約定返済日がたった一回になり、返済計画を立てやすくなる。そのため、精神的にも余裕ができ、借金返済に対して前向きになる手助けをすることも少なくない。そして金利が低くなる。これらは、利用者にとっては非常に大きなメリットとなるじゃろう。
このメリットの大きさが考慮されてか、おまとめローンは「総量規制の対象外」と認められているローン商品なんじゃ。総量規制というのは、年収の三分の一以上の借り入れはできない、としている元となっている法律じゃ。この対象外であることによって、たとえ消費者金融が運営しているおまとめローンであっても、年収のことを気にせずに利用できるということになる。知っておいて損はないじゃろう。
カードローンを利用するときに考慮しなければならないものに貸金業法の総量規制があります。これは借り入れを年収の3分の1までに制限するものであり、ここまで借り入れを行っていると返済しなければ追加の借り入れができなくなります。
総量規制の導入以前に借り入れを行っていた場合や借り入れ後の年収の減少、現在は範囲内であってもおまとめローンで借り入れを行うことで借り入れ残高が年収の3分の1を超えてしまうことがります。このような年収の3分1超えても受かるおまとめローンはあるので心配する必要はありません。（参考ページはこちら→自分でも借りられる金融業者を探してみよう）
まず、銀行のおまとめローンでは貸金業法が適用されないため、総量規制の影響も受けません。そのため、年収の3分の1を超える借り入れを行えます。銀行では消費者金融よりも金利が低いため、おまとめローンを利用すると利息の削減効果が高くなります。しかし、審査も厳しくなるため、利用できない場合もあります。（参考ページはこちら→審査が厳しくなるとどうなる？）
銀行の審査にどうしても通らない場合、おまとめローンを利用できないのかというと、そのようなことはありません。総量規制とは消費者金融の利用者が多額の債務を抱えることを防ぐ目的で制定したものです。そのため、これを適用しないことで利用者が一方的に有利になる借り換えについては例外として適用されないように規定されています。これにより消費者金融であっても年収の3分の1を超えるおまとめローンを利用できます。
ただし、この例外の借り入れに関しても総量規制の対象となる借り入れ残高には加算されます。そのため、おまとめローンを含めた借り入れ残高が年収の3分の1を下回るまでは消費者金融からの借り入れはできません。下回ってからも、追加で借り入れを行うと再び返済額が増えて返済が困難になってしまうため、返済が終わるまでは借り入れを行わない方が良いです。
このようにおまとめローンは年収の3分の1を超える残高があっても利用できるため、銀行の審査に落ちても諦めずに消費者金融でまとめることも検討が必要です。