あの…、私、近いうちにマイカーを購入したいなと思っているんです。都会暮らしに慣れていたものですから、これまでは車がなくても何不自由ない生活をしていたのですが…、今度、転勤となり、それに伴って引越しをしなければなりません。転勤先での暮らしには、マイカーがないとどうしても不便そうなんですよね…。

でも私、カードローンをいくつも利用してしまっていて、いわゆる多重債務状態と言われる状態です。こんな状態ですと、車を購入するためのローンは組めないのでしょうか…?どうしたらよいでしょうか…

おまとめローンなどで整理するとよいかもしれません

なるほど、転勤に伴って車が必要不可欠になりそうじゃが、多重債務状態のために車を購入するためのローンを組めない可能性がある、ということじゃな。うーむ、それは非常に難しい状況じゃな。わかっておることとは思うが、車を購入するためのマイカーローンなどといった商品は、当然ながら高額商品じゃ。どうしても審査が厳しくなってしまうため、多重債務状態にあっては、利用できる可能性は低いじゃろう。
(⇒審査に落ちればどうするべきか

では、どうすればよいか?格安の中古車を一時的に購入して、マイカーローンを組める状況まで自身の状況を整える、という手もあると思うがいかがじゃろうか?まぁ、そこで購入した車が気に入ったのであれば、そのまま乗り続けても構わんと思うが、ここでは、カーローンを組めるようにするためにするべきことを話していこう。

カーローンを利用するためには、まずは多重債務をきれいにしてしまうところから始めなければならない。そのためには、おまとめローンが最適じゃ。債務整理や自己破産をしてはいかんぞ。これらは一見楽なように見えるかもしれんが、カーローンを組むためには、これらの経緯があってはならんからじゃ。正攻法できちんと完済しきってからカーローンを進めていくとよいじゃろう。

そのためのおまとめローンじゃ。これを利用して完済するまでは、どうしても時間がかかってしまうかもしれん。しかし、複数の借り入れ状態を維持し、返済をし続けていくよりは、随分と楽に返済を進めていくことができる。複数社に返済をしている時よりも、借入利率は低くなり、余分な手数料はかからずに済み、返済計画を立てやすくなる。そのため、完済までのスピードは格段に上がることじゃろう。きちんと自己管理をし、追加返済を積極的に進めていくことで、さらにスムーズに完済に近づける。

こういったサービスを上手く活用して多重債務状態からの脱却、完済を目指し、そこからカーローンの申し込みを進むのが最も現実的かもしれん。少々手がかかり大変かもしれんが、それを乗り越えた時の達成感はひとしおじゃろう。ぜひ、頑張ってみてくれたまえ!

車購入の為の複数カードローン利用の申し込みの大切なポイント

複数カードローン利用の申込を行ってしまうと、自動車ローンの審査に通過することが難しくなるケースがあります。そのため、予め注意事項を確認しておく事で、スムーズに車購入のローンを組む事が出来るようになるのです。車の購入資金を工面したい場合は、状況により高額なローンを組む必要もあるので、予め融資条件の良いサービスを探し出し、そのサービスが利用できるように申し込みをする事が大切になります。(参考ページはこちら→どんな金融業者を探すべきか

車購入の際には、カードローンは使用用途が限定されないので、車購入のためにも利用することが可能です。現在は、自動車ローンの審査が厳しくなり、銀行のカードローンを利用するケースも増えています。また、銀行のカードローンの金利が低く設定されているという融資条件を利用して、低い金利で借入することもできます。

自動車ローンの審査に落ちてしまった場合に多いケースとしては、一社の審査に通過する事ができず、他の金融機関のローンに短期間に申し込んでしまうというケースがあります。自動車ローンの審査に落ちてすぐに複数カードローン利用に申込を行う事は、幾つかの理由から自動車ローンを組めない可能性が高まってしまう理由となるのです。

短期間で複数社への自動車ローンの申込をしない方が賢明な理由としては、この自動車ローンの申込みした履歴が信用情報機関の履歴に残ってしまうというポイントがあります。通常は、融資を提供する金融機関は、この信用情報機関の情報を参照して融資を提供しているので、申込者の他社への申込状況や返済状況、過去の金融事故などの情報を見ることができます。そのため、既に複数社に融資の申込をしているのに審査に通っていないという状況は、融資を提供する上で返済の安定性に欠ける要素となるために、審査に通らなくなってしまう可能性が高くなります。

この融資の申込みの履歴は約半年程度は登録される事が大半なので、審査に落ちしてしまった場合は、この期間は審査に申し込みは行わず、一定期間を空け、再度申し込みを行う事が重要になるのです。