４８歳の自営業。銀行のカードローンに申し込みしようか迷っています。私は、過去にキャッシングやローンを多くしてきました。自己破産こそしたことはありませんが、多い時で１５０万円程度のキャッシングやローンがあり、弁護士などに相談しながら、どうにか返済しました。
現在は、キャッシングもローンもなにもありません。過去の借金を返済し終わったのは１０年前くらいです。過去のローンとキャッシングは、たとえ返済し終わったとしても、すべて私の借金として含まれているのでしょうか。そうなると、銀行のカードローンは、私が審査を受けても確実に落ちてしまうと思います。（参考ページはこちら→融資審査は受けてみるまでは分からない？）
カードローンの審査では、あくまで、「あなたの現在の状況」を判断します。そのことさえおさえておけば、あなたのご心配も軽くなるかと思います。
銀行に勤める私の友人が話してくれたことですが、ローンの審査では、過去の自己破産だったり債務整理だったりを気にするお客さんが非常に多いのだそうです。しかし、銀行では、現在のお客さんの状況を審査するそうなので、あまりに過去の情報は、ほとんど関係ないのだそうです。
あなたの過去のキャッシングやローンは、信用情報機関というところに登録されています。その信用情報機関を見れば、どの金融機関でも、あなたが過去にどれだけの借金を抱えていたか、どんなカードローン会社に申し込みしたことがあるかがわかります。
とはいうものの、その信用情報機関の情報は、せいぜい５年前ていどまでさかのぼって見るのがふつうだそうです。ということは、１０年前に完済した借金は、金融機関にとっては「過去のこと」と判断される可能性が高いということなのです。
ですので、あなたは、銀行のカードローンに申し込みするときには、「何も借金がない状態」という姿勢で申し込みしても大丈夫だということです。もし今回の銀行のカードローンで落ちてしまったとするならば、現在のあなたの職業や年収や住居などになんらかの問題があったと考える方が自然でしょう。過去のキャッシングで引っかかるという可能性はうすいです。
（⇒むしろ心配すべきは今の職業？）
なお、過去に、多くのローンやキャッシングを抱えていて、それを自己破産などもせずに完済したということは、強い意思のある方なのだと思います。ですから、今回のカードローンに無事通ったら、その強い意思で、借り過ぎたり返済に失敗したりしないようにぜひ便利に利用してくださいね。
私たちの暮らしは常日頃から思いがけない出費の連続です。各種保険料や税金や公共料金の支払いをはじめ、ファッションアイテムの購入費、飲み会や食事会にかかる費用、それに急に飛び込んでくる冠婚葬祭や、旅行、病気、そのほか子供の養育費などにもお金がかかってしまうもの。その一つ一つに過不足無くお金を割り当てていくためにも、銀行や消費者金融を活用して不足額を融資して貰うことはとても有効です。
しかしながら、これらの借り入れサービスの活用にあたっては様々な専門的な言葉が入り乱れていることもあり、細かく整理しなければ混乱してしてしまうという声もよく聞かれます。まず基本的なところからいくと、ローンやキャッシング、それにカードローンなどの言葉の明瞭化が必要でしょう。
そもそもローンとは英語でお金を借りるという意味の言葉です。借金という名詞として使われることもあります。キャッシングもこれと似たような言葉ですが、より手軽な借り入れを言い表すことが多いです。またキャッシングはそれ自体が具体的なサービス名として使われることも多く、たとえば別の呼び方で言うと振り込み融資にあたるサービスがこれに相当します。インターネットや電話などで融資依頼を行って、それが認められるとすぐに銀行の預金口座に振り込みが行われるというものです。（参考ページはこちら→振込にて融資を受けるには）
また、カードローンは一枚の個人用カードを発行することで、もしもお金の不足に陥った時にはそれを持って近くのATMに立ち寄ることで簡単に融資金を引き出すことができるというサービスです。いずれも契約手続きが簡単で審査も６０分以内に結果が返ってくるのでとても迅速。保証人や担保を用意する必要性もないのであくまで自己責任のもとで借り入れを行うことが可能です。（参考ページはこちら→カードローンは融資の中でも人気です）
総じて、キャッシングはローンという言葉の範疇に含まれるものであり、数多く存在する銀行や消費者金融からの借り入れ方法のひとつを意味することとなります。こうした言葉の定義付けを踏まえた上で、勘違いや誤解のないように適切に理解して契約手続きを行っていきたいものです。（参考ページはこちら→キャッシングの意味合いは広義にわたる）